桂浜までのアクセス（行き方）としては、
車やレンタカーによるアクセスと、バスによるアクセス、
タクシーによるアクセスの３つのアクセス方法（行き方）があります。

桂浜には、最寄りの駅が無く、
電車も通っていないため、高知市街や高知駅、
高知空港から直接、電車で桂浜まで行くことはできません。

そのため、このページでは、桂浜までの車やレンタカーによるアクセス（行き方）と、
バスによるアクセス（行き方）、タクシーによるアクセスの３つのアクセス方法と、
それぞれの交通情報やアクセスルートについて詳しくご説明いたします。

【このページのもくじ】

１. 桂浜まで車やレンタカーによるアクセス（行き方）

２. 桂浜までバスによるアクセス（行き方）

３. 桂浜までタクシーによるアクセス

桂浜まで車やレンタカーによるアクセス（行き方）

まず、高知自動車の高知料金所（高知インターチェンジ）から車で桂浜まで行く場合、
県道４４号から県道３７６号、そして県道１４号を経由すれば、
約１３Kmの距離となり、約２０分～２５分の道のりとなります。

このルートは、交通状態も比較的空いていることが多く、
道路も広くてきれいなため、
高知料金所（高知インターチェンジ）から桂浜までの行き方としてはベストな道と言えます。

地図上では、下図のルートになります。

なお、上図のルート上の色で現在の交通混雑状況がわかります。
（青：空いている、黄色：やや混雑、赤色：非常に混雑）
交通混雑状況は、日時によってリアルタイムに変化するため、所要時間も多少変わってきます。

さらにこのルートの良い点は、
桂浜近くの県道１４号で浦戸湾を渡るときに、
浦戸大橋を通って桂浜に行ける点です。

浦戸大橋は、海面からの高さが一番高い所で約５０ｍもあるため、
車でジェットコースターの登りと下りのような感覚が味わえて楽しめます。
高知を訪れた際には、一度は通っておきたい所です。

次に、高知駅周辺から桂浜までの行き方については、
２つのルートがあります。

１つは、高知駅前の国道３８４号から県道３７６号、
そして県道１４号を経由する行き方で、
距離は約１３Km、時間は約２３分の道のりです。

このルートでしたら、浦戸大橋のドライブも楽しむことができます。
地図上では、下図のルートになります。

ただ、このルートの場合、高知駅前の国道３８４号線の道路が、
市街地ということもあり、時間帯（通勤時間帯）によっては、
多少、交通が混雑していることがあります。

そして、高知駅周辺から桂浜までのもう１つのルートは、
県道３４号のみを通っていくルートで、
距離は１２.９Km、時間は約３１分となります。

このルートは、高知の観光地のはりまや橋の前を通り、
桂浜に到着する直前で、黒潮ライン（花街道）を通ることになるため、
黒潮ラインでは、車内から太平洋を見ながらドライブすることができるルートです。

地図上では、下図のルートになります。

つまり、高知駅周辺から桂浜まで車での行き方としては、
海面からの高さが一番高い所で約５０ｍもある浦戸大橋を通る行き方と、
車内から太平洋を楽しめる黒潮ライン（花街道）を通る行き方の２通りです。

そのため、行きと帰りでそれぞれの道を通れば、
どちらも楽しめることになります。

具体的にスムーズな流れを考えますと、
行きは、浦戸大橋を通るルートで桂浜まで行き、
帰りは、黒潮ライン（花街道）を通るルートがおすすめです。

ちなみに、桂浜には桂浜駐車場があり、
常時５００台駐車することができるので安心です。

・桂浜の駐車場（料金・利用時間）はこちら

また、電車で高知駅に訪れる場合や、
飛行機で高知龍馬空港に訪れる場合には、
桂浜へのアクセスとして、レンタカーを借りて行く方法も良いです。

なぜなら、桂浜を観光する前か後に、高知市内外の他の観光地も回りたい場合、
バスやタクシーに比べて、
レンタカーは移動手段としては自由度が高いからです。

さらに、高知駅周辺と高知龍馬空港周辺には、
レンタカーを借りれるお店が集まっているため、
そのままレンタカーで桂浜まで行くことができます。

・高知駅周辺のレンタカー店はこちら

・高知龍馬空港（高知空港）周辺のレンタカー店はこちら

最後に、高知龍馬空港から桂浜までのルートとしては、
信号もほとんどなく、
交通の混雑もない県道１４号を取っていくルートがおすすめです。

距離は約１６Km、所要時間は約２６分の道のりで、
地図上のアクセスとしては、下図のルートになります。

桂浜までバスによるアクセス（行き方）

桂浜までバスによるアクセス（行き方）については、
路線バスで行く方法と、MY遊バス（まいゆうバス）で行く方法の２通りあります。

路線バスとMY遊バス（まいゆうバス）は、
どちらも高知駅前のバスターミナルから出発しているのは同じですが、
アクセスルート（行く道）と所要時間、そして料金に違いがあります。

まず、路線バスのアクセスルート（行く道）については、
高知駅バスターミナル⇒南はりまや橋⇒桟橋通５丁目⇒横浜（高知市）⇒長浜
⇒塩谷⇒桂浜というルートになり、黒潮ライン（花街道）を通るルートになります。

地図上のアクセスとしては、下図のルートになります。

次に、MY遊バス（まいゆうバス）のアクセスルートは、JR高知駅⇒はりまや橋⇒五台山展望台
⇒牧野植物園正門前・・⇒住吉池前・・⇒龍馬記念館前⇒桂浜というルートになり、
浦戸大橋を通っていくルートになります。

地図上のアクセスとしては、下図のルートになります。

路線バスは、とさでん交通（株）が運行しており、
MY遊バス（まいゆうバス）は、高知県観光コンベンション協会が運行しており、
桂浜に行くバスは、この２つ（路線バスとMY遊バス）しかありません。

そして、路線バスもMY遊バスも、
JR高知駅前のバス停又ははりまや橋のバス停から、
乗ることができる点では同じです。

また、路線バスとMY遊バス（まいゆうバス）は、
平日と土日祝日で時刻表が異なりますが、
どちらも毎日運行しており、１時間に１本位は出ています。

高知駅から桂浜までのバスの所要時間と料金については、
路線バスは、約３８分で料金が６９０円、
MY遊バス（まいゆうバス）は、約５２分で料金が１０００円です。

なお、MY遊バスは、１日乗車券となっていて、
高知の観光スポットの五台山展望台や牧野植物園などを経由しているため、
桂浜への所要時間もかかり、料金も少し割高となります。

そのため、桂浜の他に、高知の観光スポットの１つの五台山展望台や、
牧野植物園も観光予定でしたら、MY遊バスに乗って、
午前中に五台山展望台や牧野植物園などを観光してから桂浜に行く方が良いです。

ちなみに、路線バスで高知駅（又は南はりまや橋）から桂浜まで行くルートでは、
桂浜近くで太平洋に面した黒潮ラインの花街道を通るため、
バス車内から右横に太平洋を楽しめます。

逆に、MY遊バスで高知駅（又は南はりまや橋）から桂浜まで行くルートでは、
海面から１番高い所で約５０ｍの高さの浦戸大橋（うらどおおはし）を通りますので、
ジェットコースターの登りのような感覚を楽しむことができます。

路線バスで行く場合に通る黒潮ラインの花街道と、
MY遊バスで行く場合に通る海面から１番高い所で約５０ｍの高さの浦戸大橋は、
どちらも同じくらいの違った感動がありますので、甲乙つけがたいです。

ただ、MY遊バスを利用した場合、
桂浜にある桂浜水族館や龍馬記念館の入館料が割引となり、
桂浜のホテル（国民宿舎桂浜荘など）での宿泊時にも特典を受けることができます。

桂浜までタクシーによるアクセス

桂浜までタクシーで行って、
桂浜からタクシーで戻るということはできます。

なぜなら、桂浜にはタクシー乗り場があり、
通常、タクシーが待機しているからです。

また、JR高知駅前や高知龍馬空港にもタクシー乗り場があり、
通常、タクシーが待機していますので、
そこからタクシーに乗って桂浜まで行くことができるのです。

まず、JR高知駅前のタクシー乗り場については、
高知駅の南口を出た目の前にあり、下のようにタクシーが待機しています。

（左が高知駅前で待機しているタクシーで、右が高知駅の南口です）

次に、高知龍馬空港のタクシー乗り場については、
１階の到着ロビーを出た目の前にあり、下のようにタクシーが待機しています。

（奥が高知龍馬空港の１階到着ロビーの出口で、手前がタクシー乗り場です）

もちろん、道路を走っている空車のタクシーをとめて、
桂浜まで乗っていくこともできます。

所要時間は、道路の混雑状況にもよりますが、
JR高知駅前やはりまや橋付近から桂浜までは約２５分～３０分、
高知龍馬空港から桂浜までは約２５分となります。

なお、タクシーには、中型車と小型車があり、
それぞれ料金が異なることには注意が必要です。

まず、中型車のタクシー料金は、JR高知駅～桂浜の区間で片道約４,０１０円、
はりまや橋～桂浜の区間で片道約３,６９０円、
高知龍馬空港～桂浜の区間で片道約４,８１０円となります。

小型車のタクシー料金は、JR高知駅前～桂浜の区間で約３,６００円、
はりまや橋～桂浜の区間で約３,３６０円、
高知龍馬空港～桂浜の区間で約４,３２０円です。

ただし、上記の料金は距離制の運賃で、
時間制運賃は含まれていないため、
渋滞で徐行運転になった場合には、多少料金が上がります。

ちなみに、タクシーを貸し切りにした場合、
時間制運賃は、中型車の場合３０分ごとに２,６００円で、
小型車の場合３０分ごとに２,３００円となります。

また、高知でタクシーを利用する場合は、
できれば、「おもてなしタクシー」を利用することをおすすめします。

なぜなら、「おもてなしタクシー」は、所定の講座を受講して、
認定試験に合格したドライバーが運転するタクシーで、
普通のタクシーよりも接客マナーが優れており、
高知の観光ガイドとしての知識と、確かな運転技術のあるタクシーだからです。

「おもてなしタクシー」には、タクシーの側面に、
おもてなしタクシーという３０ｃｍ程のオレンジ色のステッカーが貼っていますので、
普通のタクシーと見分けることができます。